ご機嫌うるわしゅう。
お勉強は順調。ブログ更新は不調。
ども、トムロビだっす。
昨日は雨の中、庭の
ワイルドストロベリーを収穫して、
家族で頂きました、、、。
・・・ 一粒。
エッ (;'∀')
頑張って分けましたよ、一粒。
ほい。
・・・。
スッペー
はい。
という訳で、引っぱりに引っぱって、
もうビロビロでシワシワなキャン〇マ状態になってる、
水上栽培のラストデーでっす。
もうすでに、ネタ的には終了してますので、
後は、ビアを片手に、軽く聞き流してください。
水上栽培のテクニック
ここからの話しは、少しディープでっす。
俗に言います、ハイマニア向きでっす。
趣味レベルでは、あまり参考になりませんし、
退屈で専門的でっす。
ただ、私の提唱したい、水草の
水無し栽培への足掛かり的な
話しなので、書き記します。
①組織培養
組織培養は短期間に効率よく
大量の繁殖させる技術です。
水草含む植物学の研究者や
各ファーム、さらに一部のマニア
(ヨーロッパに多い)間では、
経験豊富な方々が、実績を
残されて今日に至る技術です。
日本でも蘭とかチランジアとか。
ここで詳しく述べるのは適切で
ないので、概要を書きますと、
M-S培地と呼ばれるモノや寒天培地に
植物の生長点、小片で培養する事です。
簡易的なやり方もありますし、
ベンチなど使う一般の方向けでない
研究などあります。
気になる方がいらっしゃれば
ググッてみても面白いかも知れません。
それで、何を言いたいかというと、
水上栽培における技術の一つとして、
同時に行っている方がいる事実です。
なぜか?
現在の水草自生地環境が、破壊され
自然種が激減している現実があるからです。
森林伐採やダム建設、少し前の日本でも
同じことをしてたので、想像はつく話しです。
でも、水草はどんどん輸入されてくるぞって、
思われる方も居るでしょう。
それは、研究者やファーム、育種家さんが、
築き上げた、種の保存を享受しているに
過ぎない話しなんです。
採取シッパーの方々は、自生地の
減少が死活問題になるかも知れませんが、
生きていく為含めて、採取してくれています。
その貴重な株を組織培養で増やして、
種を守る、その為の組織培養です。
問題なのは、環境破壊の方です。
②植物ホルモン
多種多様なモノがあります。
有名なモノでは、伸長生長促進と
開花誘発に有効なジベレリン。
商品名で園芸にて有名なルートン、
オキシベロンなど。
アクアな話しでは、ADAさんで、
販売されているBIOみずくさの森の
組織培養に使われている旨は、
アクアジャーナルに書かれていました。
オーキシン、サイトカイニン、アブシジン酸
などなど、まだまだあります。
ルートンは、α-ナフチルアセトアミドでっす。
ホームセンターで買えます。
天然由来と合成モノがあります。
身近なのは、
リンゴから出るエチレンガスです。
果実が早く熟させることで知っている方も
多いと思います。葉ものは老化させます。
余談ですけどエチレンは、石油化学コンビナートで
作られています。ポリエチレン他の原料です。
植物ホルモンでもあるんです。
エチレンガスの吸収はゼオライトです。
他に以前、記事にした矮化剤とか、
枚挙にいとまが在りません。
モノによっては、結構簡単に手に入ります。
ただし、1つお話ししなければならない事は
植物ホルモンは、皆さんご存知の
農薬だということです。
田んぼで使われる強い農薬とは、
比べられませんがそういう事です。
(量的にも)
もちろん、口に入れる訳でもなく、
毒性のほとんどないモノまでありますから、
取り扱いに気を付ければ大変、
有用な事は事実です。
水槽内にはヤバめ⁈
効果は限定的ですし。
そこら辺は詳しくわかりません。
そして、組織培養との相性が良いという
事で、現在の園芸品種は、
使われていると思って間違いないです。
植物によっての使用量や組み合わせなど、
(効果の有る無し含む)
今後も研究が進んでいく要素です。
※写真は内容に無関係です。
③微生物資材
根にとっての重要な要素です。
(根以外もあります。)
根を取り巻く環境は、多彩な種類の
微生物との共生で成り立っています。
40億年前の植物誕生から
長き間の植物生活は水中でした。
4億5000年前に地上植物が現れますが、
それは、微生物との共存する事で、
実現したという説が有力です。
はい。私が、最も水草の水上育成に
興味を示したのはこの部分です。
キーワードは、「菌根菌」
他にも微生物資材はありますが、
水上栽培に最も関係すると
思われるのはコレです。
以前の記事で、水中以外で、
水草を育てるメリットを3つ挙げました。
太陽光、薬、空気を使える。
はい。前に説明した空気の部分で
メリットとしたのは、菌根菌を生かす為も
あったんです。
水中では、大きな効果が
期待できません。
菌根菌の説明は、
かなり長くなるので、
ここでは簡単説明します。
土壌中の糸状菌が植物の
根の表面や内部に着生したものを
菌根と言います。
役割は、
「窒素、リン酸を根から
吸収する手伝いして、植物から
炭素化合物をもらい、
自らも生長する」です。
蘭の育成のラン菌はこの事ですし、
マツタケやアミタケなどのキノコも菌根菌です。
トリュフとかもw
菌根菌と共生すると生長促進
効果があります。
空気中の80%が窒素なのに、
植物は気中から、窒素分を
吸収出来ません、ソレを手伝って、
空気中から吸収させる
のが、菌根菌です。
まったく、共生しないアブラナ科の
植物などもあります。
栄養分の吸収が良い植物は
共生しない実験などもあります。
水草で有名なのは、
アオウキクサです。
コレが水陸両用の
水草にどう影響を及ぼすのか、
私は興味が尽きません。
という事でめんどくさい話しを
長々とヤッて、今はヤラなければ
よかったと猛烈に後悔しています。
精も根も、疲れました。
・・・・。
おし。
でも、これで私が小難しい話しを
するのは、最後です。
今後の記事はフザケタ内容しか、
書きません。
なぜかというと、もうすべての
私の植物知識を出したからです。
もう、何もありません。
スッポンポンです。
あ~と。
水無し栽培は、少しマジメっす。
では✋
おまけ:
トムロビ、ノーマルプレイに
飽きたってよ‼第3弾は、
これでイキまっす。
ほい。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
にほんブログ村
↑
久しぶりに、コレネタしたいなぁ
お勉強は順調。ブログ更新は不調。
ども、トムロビだっす。
昨日は雨の中、庭の
ワイルドストロベリーを収穫して、
家族で頂きました、、、。
・・・ 一粒。
エッ (;'∀')
頑張って分けましたよ、一粒。
ほい。
・・・。
スッペー
はい。
という訳で、引っぱりに引っぱって、
もうビロビロでシワシワなキャン〇マ状態になってる、
水上栽培のラストデーでっす。
もうすでに、ネタ的には終了してますので、
後は、ビアを片手に、軽く聞き流してください。
水上栽培のテクニック
ここからの話しは、少しディープでっす。
俗に言います、ハイマニア向きでっす。
趣味レベルでは、あまり参考になりませんし、
退屈で専門的でっす。
ただ、私の提唱したい、水草の
水無し栽培への足掛かり的な
話しなので、書き記します。
①組織培養
組織培養は短期間に効率よく
大量の繁殖させる技術です。
水草含む植物学の研究者や
各ファーム、さらに一部のマニア
(ヨーロッパに多い)間では、
経験豊富な方々が、実績を
残されて今日に至る技術です。
日本でも蘭とかチランジアとか。
ここで詳しく述べるのは適切で
ないので、概要を書きますと、
M-S培地と呼ばれるモノや寒天培地に
植物の生長点、小片で培養する事です。
簡易的なやり方もありますし、
ベンチなど使う一般の方向けでない
研究などあります。
気になる方がいらっしゃれば
ググッてみても面白いかも知れません。
それで、何を言いたいかというと、
水上栽培における技術の一つとして、
同時に行っている方がいる事実です。
なぜか?
現在の水草自生地環境が、破壊され
自然種が激減している現実があるからです。
森林伐採やダム建設、少し前の日本でも
同じことをしてたので、想像はつく話しです。
でも、水草はどんどん輸入されてくるぞって、
思われる方も居るでしょう。
それは、研究者やファーム、育種家さんが、
築き上げた、種の保存を享受しているに
過ぎない話しなんです。
採取シッパーの方々は、自生地の
減少が死活問題になるかも知れませんが、
生きていく為含めて、採取してくれています。
その貴重な株を組織培養で増やして、
種を守る、その為の組織培養です。
問題なのは、環境破壊の方です。
②植物ホルモン
多種多様なモノがあります。
有名なモノでは、伸長生長促進と
開花誘発に有効なジベレリン。
商品名で園芸にて有名なルートン、
オキシベロンなど。
アクアな話しでは、ADAさんで、
販売されているBIOみずくさの森の
組織培養に使われている旨は、
アクアジャーナルに書かれていました。
オーキシン、サイトカイニン、アブシジン酸
などなど、まだまだあります。
ルートンは、α-ナフチルアセトアミドでっす。
ホームセンターで買えます。
天然由来と合成モノがあります。
身近なのは、
リンゴから出るエチレンガスです。
果実が早く熟させることで知っている方も
多いと思います。葉ものは老化させます。
余談ですけどエチレンは、石油化学コンビナートで
作られています。ポリエチレン他の原料です。
植物ホルモンでもあるんです。
エチレンガスの吸収はゼオライトです。
他に以前、記事にした矮化剤とか、
枚挙にいとまが在りません。
モノによっては、結構簡単に手に入ります。
ただし、1つお話ししなければならない事は
植物ホルモンは、皆さんご存知の
農薬だということです。
田んぼで使われる強い農薬とは、
比べられませんがそういう事です。
(量的にも)
もちろん、口に入れる訳でもなく、
毒性のほとんどないモノまでありますから、
取り扱いに気を付ければ大変、
有用な事は事実です。
水槽内にはヤバめ⁈
効果は限定的ですし。
そこら辺は詳しくわかりません。
そして、組織培養との相性が良いという
事で、現在の園芸品種は、
使われていると思って間違いないです。
植物によっての使用量や組み合わせなど、
(効果の有る無し含む)
今後も研究が進んでいく要素です。
※写真は内容に無関係です。
③微生物資材
根にとっての重要な要素です。
(根以外もあります。)
根を取り巻く環境は、多彩な種類の
微生物との共生で成り立っています。
40億年前の植物誕生から
長き間の植物生活は水中でした。
4億5000年前に地上植物が現れますが、
それは、微生物との共存する事で、
実現したという説が有力です。
はい。私が、最も水草の水上育成に
興味を示したのはこの部分です。
キーワードは、「菌根菌」
他にも微生物資材はありますが、
水上栽培に最も関係すると
思われるのはコレです。
以前の記事で、水中以外で、
水草を育てるメリットを3つ挙げました。
太陽光、薬、空気を使える。
はい。前に説明した空気の部分で
メリットとしたのは、菌根菌を生かす為も
あったんです。
水中では、大きな効果が
期待できません。
菌根菌の説明は、
かなり長くなるので、
ここでは簡単説明します。
土壌中の糸状菌が植物の
根の表面や内部に着生したものを
菌根と言います。
役割は、
「窒素、リン酸を根から
吸収する手伝いして、植物から
炭素化合物をもらい、
自らも生長する」です。
蘭の育成のラン菌はこの事ですし、
マツタケやアミタケなどのキノコも菌根菌です。
トリュフとかもw
菌根菌と共生すると生長促進
効果があります。
空気中の80%が窒素なのに、
植物は気中から、窒素分を
吸収出来ません、ソレを手伝って、
空気中から吸収させる
のが、菌根菌です。
まったく、共生しないアブラナ科の
植物などもあります。
栄養分の吸収が良い植物は
共生しない実験などもあります。
水草で有名なのは、
アオウキクサです。
コレが水陸両用の
水草にどう影響を及ぼすのか、
私は興味が尽きません。
という事でめんどくさい話しを
長々とヤッて、今はヤラなければ
よかったと猛烈に後悔しています。
精も根も、疲れました。
・・・・。
おし。
でも、これで私が小難しい話しを
するのは、最後です。
今後の記事はフザケタ内容しか、
書きません。
なぜかというと、もうすべての
私の植物知識を出したからです。
もう、何もありません。
スッポンポンです。
あ~と。
水無し栽培は、少しマジメっす。
では✋
おまけ:
トムロビ、ノーマルプレイに
飽きたってよ‼第3弾は、
これでイキまっす。
ほい。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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久しぶりに、コレネタしたいなぁ
組織培養の成分…ホルモン…
返信削除ホルモンはビールと最高の相性という理解で宜しかったでしょうか?w
真面目な話、知識を活かしてマンヲジシテ水草育成を楽しまれているわけですね。
アブノーマルぷれい期待しております!
そうです。マジメな話しをしてチャンネーに近づき、ホルモン屋で乾杯したビアにマンヲジシテ、
削除薬を、、、(;゚д゚)エッ
現在アブノーマルをどうするか葛藤してますw
妄想全開してます(笑)
正直難しい話はよくわかりませんが、ビールが美味い事だけは確認できました(・ω・)
返信削除週末に例のブツを送らせてもらう予定ですが、トムロビさんに普通な感じで送っても面白みにかけるので、他の方とはちょっと趣向を変えて送らせていただきますw
飲まれましたか⁉
削除それで良しとしましょう、ビールは旨い。
ありがとうございます♪
趣向を変えるんですか、何だろう⁉
ドキドキしますね。
実は私、結構、普通ですけど。(;゚д゚)エッ
難しすぎて頭から煙が・・・Σ(゚Д゚)
返信削除今後はビンを使うの?
それとも流木?
今後の記事も楽しみですね( *´艸`)
あ~と。きかんしゃトーマス状態ですね
削除( ´∀`)ポッポー シツレイシマシタ
いい瓶が手に入りまして(笑)
7リットル入りますw
流木もダブルで使います!
案外、普通になりそうな、、、。
作成中ですので、少しお待ち下さい
m(_ _)m
組織培養・・・ホルモン・・・・菌根・・・・・
返信削除うわっ!(◎_◎;)
どうしよう・・・理解できる気がしない!(◎_◎;)
もし必要になったら直にきいちゃお₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾
菌根菌(きんこんきん)が水草に、効果あるかは、私の大学での研究テーマですw
削除聞かれれば調べますw
私も解らないか忘れてますので(笑)
組織培養することによって、大量に水草を採集する必要がない、というのは良いですよね。
返信削除ADAのみずくさの森って、ラベルに小さくmade in India って書いてあるんですよね~。
これからの水草趣味の根幹だと思います。
削除みずくさの森のindia版ですかぁ
(°∀°)⤴
以前にブログ内で、japan産やインドネシア産とか、その他いろいろな産地あるよっていう話しが出ました。
面白いですね、組織培養技術は、優良株の組織と設備、技術者さえいれば、どこでも作れるって話しですね!あとは、輸送コストと人件費の兼ね合いと。
ADAさんや他の会社に、頑張ってもらって、優良水草を手軽に買える時代になるのが、楽しみでもあります‼
大変興味深い内容でした(^-^)
返信削除マジメなトムロビさんもよいですねー♪
壊れてるトムロビ(褒めてるよ?)
マジメな学ありのトムロビ教授
(  ̄▽ ̄)
ギャップもえ?もえ?たかなー?
いあ、萌えたかどーだかは置いといて
素晴らしかったのは間違いない!
あ、やっぱ 萌えたことにしとこ~っと♪ヽ(´▽`)/
トムロビ魅力全開の記事でした!
さっすがぁ~~~(*´∀`*)♪♪♪
ええぇぇぇ→‼‼‼‼‼
削除完全に萌えてねぇ→(´TωT`)
こんな内容で萌えられても、ですけど。
萌えてねぇ→
もう、えぇ
(;゚д゚)エッ
ダジャレ?フフフ
削除(  ̄▽ ̄)
ダジャレです。グヘヘヘ
削除組織培養にホルモンが、うーんムキー(#`皿´)
返信削除もう一度読み直そう。
知識量ハンパねぇっす!
そういう知識があって水草育成しててらまた違った楽しみがあるだろうなぁ。
トムロビさん、本だそう!
BAAとかNAなの、アルファベットが沢山ある訳なんです( ;∀;)
削除でも、覚えても水槽内の水草育成は、上手くならないんで忘れた方が良いです(笑)
アクアジャーナルのVol.248に、組織培養と植物ホルモンの記事がありました。いろんな絡みで、私が内容に触れる訳にいかないですけど、参考にするなら、そんな良い記事を読む方が100倍理解が進むと思います(°∀°)
今回のネタ(水上栽培)は、13年以上前に書かれていた書物から抜粋して改編しました!
私の知識だけだと10ページも書けないかなぁ
クマに関する部分を足して良いなら、あと40ページはイケそうですwww