こんにちは。
アクアショップへ発泡スチロール箱を
買いに行く男、ビーロビロです。
いつも、ひいきにして
いただいているショップさんへ
行って、かなり大きめのを、
いただいて来ました。
2つ。
ほい。
何をするか妄想中でっす。
ホームセンターさんだと、
かなり値が張りますが、
アクアショップさんだと、
10分の1以下で買えます。
何しろ、仕入れした時の
梱包容器なので、
ただみたいなものでっす。
5年前に知っていればなぁ。
はい。今日は、早めに
本題イキまっす。
いつも、最後までイキません。
前回、ソイルは、私の中で
アクア革命であったと
いう話しをしました。
今回はソイルは何かという事と、
鉄イオンとの関係について
2つお話ししてお終いにしまっす。
ソイル (アクア)
アクアソイルとは
①保肥性が、荒木田土の次に高い。
保肥性 - 肥料を保つ能力
荒木田土 - 目の細かい泥
-水槽内では、使いにくい
②「吸着」能力がある。
吸着 - ソイルなどの粘土質土壌には、
陽イオン交換能力がある。
様々なものをイオン交換にて吸着する。
陽イオン - マグネシウムイオン、カルシウムイオン、
カリウムイオン、アンモニウムイオン
肥料元素。
※陰イオンは吸着出来ません。
陰イオン - 硝酸態窒素、硫黄、ホウ素、
塩素、ケイ素など
※イオン交換は、自ら持っているイオンと別の
イオンを交換すること。+は+。-は-どうし。
陽イオンには、優先順位があります。
アンモニウム > カリウム > マグネシウム >
カルシウム
※1つの例ですと、
マグネシウムを限界吸着している状態で
アンモニウムを添加すると、
アンモニウム添加分のマグネシウムを
放出する。(硬度が上がる)と
いうことです。
※ソイルを使うと、水中の硬度が、
下がるのは、吸着による作用。
(マグネシウム、カルシウム)
※土壌内に吸着・保持されると、
根から肥料を吸収する、ロゼット形の
水草にとって都合が良い。
(クリプトコリネやエキノドルス他)
アンモニウムイオン ⇒ 吸着・保肥 ⇒
アンモニウム態窒素肥料となって、
根から吸収に使われる。
※※なお、同じ窒素でも、
硝酸態窒素は陰イオンの為、
吸着されません。
リン酸吸着 - 粘土質土壌に
含まれる、アルミニウムと結合することで、
吸着能力の限界までは、リン酸の
検出がほとんど見られなくなる。
※大磯砂は、リン酸分の吸着は
ない為、リン酸肥料添加では、注意が
必要です。
※※余談ですが、畑に使う肥料では、
このリン酸吸着のせいで肥料に
燐酸を沢山添加しています。
困ったこともあります。
③ソイルの原料
黒系ソイル -
黒ぼく土(火山灰土壌由来)
※日本を代表する、園芸に向いた土です。
※※ 有名メーカーさんの黒系ソイルは、
すべて国産土です。(例外あればすみません)
海外にも輸入されている点から、見ても
素晴らしい土だと思います。
日本は火山が多くありますので、
納得の産物です。
茶系は別の土を使っていますが、
ここでは、よりソイルとして、
能力が高く、一番使われている点で、
黒系の説明をします。
黒ぼく土には腐食が含まれます。
腐食 - 一般に腐葉土とか腐食土。
火山灰で育つ植物の落葉、枝など
を微生物が分解して堆積したもの
腐食が多い為、園芸に向きます。
それを、焼いたり、固めたりして、
ソイルが出来ます。
作る工程や出来形で
名称が変わります。
※完全に焼いて作るとセラミック土。
溶けだしや吸着がありません。
など
鉄イオンとの関係
火山灰土壌のソイルには、
硫黄分が含まれます。
硫黄は、微量元素ですので、
植物はそれを利用します。
また、硫黄は還元状態
(酸素がない状態)で
硫化水素になりますが、
鉄分と結合して、
硫化鉄となります。
硫化鉄は無害です。
鉄分があって、
結合している内は。
はい。
以前の肥料の記事にて、
話した硫化水素問題は、
このことと関連します。
鉄分も微量元素です。
水草が吸収します。
減っていきます。
水換えをしていれば、
鉄分も含まれている為、
別途、添加しなくても、
たぶん、問題ない気がしますが、
条件はそれぞれ違いますので、
はっきりとは、言えません。
硫化水素は、根に深刻な
ダメージを与えます。
問題のなるケースを、話します。
水換えを長くしていない事や
底床が詰まり気味、
夜間エアレーションをしない等
鉄分を添加しない場合などで、
鉄イオンが不足して、
硫化鉄は酸素がない場合で
硫化水素に戻ります。
あくまで、想定です。
はい。夜間エアレーションと鉄分の
添加について、
関連がありそうです。
そう言っているメ-k ・・・・。
何でもないです。
実際に科学的には、
前述したように説明できます。
ソイル使用の場合は
エアレーションと水換えはした方が、
大事な気がします。
ただ、長年使っているソイルは硫黄量も
少なくなってきているでしょうし、
理論上、なり得るかも、ぐらいの話です。
でも、私はソイルを売っているメーカーさんが、
鉄成分のみ活力剤や固形肥料として単品で
売っているのを、見ると
あぁ、そうなのかなって見てしまいます。
偏見ですねw
忘れましょう。
忘れてください。
私個人は微量元素全部入りの
活力剤添加しますし、
価格も一緒ぐらいなので、
せっかくなら、いっぱい入っている方が
お得だっていう、貧乏症が原因かも
しれません。
所見:ソイルも煮詰めて考えると
大変、面白いです。
ちょっと、ソイルに興味を持って
いただければという趣旨で
書きました。
私も土壌学は専門では、
ないのですが、
園芸では、大変重要な要素ですし、
実は赤玉土もソイルと同じ能力を
持った土だったりします。
読んでくださった方の
アクアライフが少しでも、
充実されますように。
おしまい。
おまけ
クリプトコリネの幼株は個室管理してます。
100均製でっす。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
にほんブログ村
アクアショップへ発泡スチロール箱を
買いに行く男、ビーロビロです。
いつも、ひいきにして
いただいているショップさんへ
行って、かなり大きめのを、
いただいて来ました。
2つ。
ほい。
何をするか妄想中でっす。
ホームセンターさんだと、
かなり値が張りますが、
アクアショップさんだと、
10分の1以下で買えます。
何しろ、仕入れした時の
梱包容器なので、
ただみたいなものでっす。
5年前に知っていればなぁ。
はい。今日は、早めに
本題イキまっす。
いつも、最後までイキません。
前回、ソイルは、私の中で
アクア革命であったと
いう話しをしました。
今回はソイルは何かという事と、
鉄イオンとの関係について
2つお話ししてお終いにしまっす。
ソイル (アクア)
アクアソイルとは
①保肥性が、荒木田土の次に高い。
保肥性 - 肥料を保つ能力
荒木田土 - 目の細かい泥
-水槽内では、使いにくい
②「吸着」能力がある。
吸着 - ソイルなどの粘土質土壌には、
陽イオン交換能力がある。
様々なものをイオン交換にて吸着する。
陽イオン - マグネシウムイオン、カルシウムイオン、
カリウムイオン、アンモニウムイオン
肥料元素。
※陰イオンは吸着出来ません。
陰イオン - 硝酸態窒素、硫黄、ホウ素、
塩素、ケイ素など
※イオン交換は、自ら持っているイオンと別の
イオンを交換すること。+は+。-は-どうし。
陽イオンには、優先順位があります。
アンモニウム > カリウム > マグネシウム >
カルシウム
※1つの例ですと、
マグネシウムを限界吸着している状態で
アンモニウムを添加すると、
アンモニウム添加分のマグネシウムを
放出する。(硬度が上がる)と
いうことです。
※ソイルを使うと、水中の硬度が、
下がるのは、吸着による作用。
(マグネシウム、カルシウム)
※土壌内に吸着・保持されると、
根から肥料を吸収する、ロゼット形の
水草にとって都合が良い。
(クリプトコリネやエキノドルス他)
アンモニウムイオン ⇒ 吸着・保肥 ⇒
アンモニウム態窒素肥料となって、
根から吸収に使われる。
※※なお、同じ窒素でも、
硝酸態窒素は陰イオンの為、
吸着されません。
リン酸吸着 - 粘土質土壌に
含まれる、アルミニウムと結合することで、
吸着能力の限界までは、リン酸の
検出がほとんど見られなくなる。
※大磯砂は、リン酸分の吸着は
ない為、リン酸肥料添加では、注意が
必要です。
※※余談ですが、畑に使う肥料では、
このリン酸吸着のせいで肥料に
燐酸を沢山添加しています。
困ったこともあります。
③ソイルの原料
黒系ソイル -
黒ぼく土(火山灰土壌由来)
※日本を代表する、園芸に向いた土です。
※※ 有名メーカーさんの黒系ソイルは、
すべて国産土です。(例外あればすみません)
海外にも輸入されている点から、見ても
素晴らしい土だと思います。
日本は火山が多くありますので、
納得の産物です。
茶系は別の土を使っていますが、
ここでは、よりソイルとして、
能力が高く、一番使われている点で、
黒系の説明をします。
黒ぼく土には腐食が含まれます。
腐食 - 一般に腐葉土とか腐食土。
火山灰で育つ植物の落葉、枝など
を微生物が分解して堆積したもの
腐食が多い為、園芸に向きます。
それを、焼いたり、固めたりして、
ソイルが出来ます。
作る工程や出来形で
名称が変わります。
※完全に焼いて作るとセラミック土。
溶けだしや吸着がありません。
など
鉄イオンとの関係
火山灰土壌のソイルには、
硫黄分が含まれます。
硫黄は、微量元素ですので、
植物はそれを利用します。
また、硫黄は還元状態
(酸素がない状態)で
硫化水素になりますが、
鉄分と結合して、
硫化鉄となります。
硫化鉄は無害です。
鉄分があって、
結合している内は。
はい。
以前の肥料の記事にて、
話した硫化水素問題は、
このことと関連します。
鉄分も微量元素です。
水草が吸収します。
減っていきます。
水換えをしていれば、
鉄分も含まれている為、
別途、添加しなくても、
たぶん、問題ない気がしますが、
条件はそれぞれ違いますので、
はっきりとは、言えません。
硫化水素は、根に深刻な
ダメージを与えます。
問題のなるケースを、話します。
水換えを長くしていない事や
底床が詰まり気味、
夜間エアレーションをしない等
鉄分を添加しない場合などで、
鉄イオンが不足して、
硫化鉄は酸素がない場合で
硫化水素に戻ります。
あくまで、想定です。
はい。夜間エアレーションと鉄分の
添加について、
関連がありそうです。
そう言っているメ-k ・・・・。
何でもないです。
実際に科学的には、
前述したように説明できます。
ソイル使用の場合は
エアレーションと水換えはした方が、
大事な気がします。
ただ、長年使っているソイルは硫黄量も
少なくなってきているでしょうし、
理論上、なり得るかも、ぐらいの話です。
でも、私はソイルを売っているメーカーさんが、
鉄成分のみ活力剤や固形肥料として単品で
売っているのを、見ると
あぁ、そうなのかなって見てしまいます。
偏見ですねw
忘れましょう。
忘れてください。
私個人は微量元素全部入りの
活力剤添加しますし、
価格も一緒ぐらいなので、
せっかくなら、いっぱい入っている方が
お得だっていう、貧乏症が原因かも
しれません。
所見:ソイルも煮詰めて考えると
大変、面白いです。
ちょっと、ソイルに興味を持って
いただければという趣旨で
書きました。
私も土壌学は専門では、
ないのですが、
園芸では、大変重要な要素ですし、
実は赤玉土もソイルと同じ能力を
持った土だったりします。
読んでくださった方の
アクアライフが少しでも、
充実されますように。
おしまい。
おまけ
クリプトコリネの幼株は個室管理してます。
100均製でっす。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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ソイル使ったこと無いけどリン酸除去に良さそうだなぁ。少し入れてみようかなぁ〜
返信削除今、興味あるのはリン酸除去材なんです。中身は何か?意外にソイルっぽいものだったりしますかね。
削除エアレーションはそういう意味でも必要だったんですね~
返信削除九州は全部でしょうけど黒ボク土ですね
どこか探せばソイル用の土採集とかしてるかも知れませんね~
あっとそうだ活力剤買ってこよっと
エアレーションは夜うるさいし、別途電源必要だし。古くなると排出量落ちるし、困ったちゃんですけどねぇ。油膜とかph上げたり、
削除役に、たってるんですよね。
活力剤、妻に頼んでしまった( ゚Д゚)間違えないか心配。